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リシャール・ミル【2021 新作】マクラーレンとのパートナーシップによる5年目の成果「RM 40-01 オートマティック トゥールビヨン マクラーレン スピードテール」

リシャール・ミルから、マクラーレンの最速ロードカー・スピードテールのデザインを踏襲した新作「RM 40-01 オートマティック トゥールビヨン マクラーレン スピードテール」が登場した。トゥールビヨンやパワーリザーブなどの機構を搭載した本作は、スピードテールの販売台数と同じく限定106本が製作される。

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マクラーレン最速のロードカーへの賞賛

 リシャール・ミルは、マクラーレンとの野心的なパートナーシップが生んだ最新作「RM 40-01 オートマティック トゥールビヨン マクラーレン スピードテール」を発表した。マクラーレン・オートモーティブとのパートナーシップを結んでから5年目を迎える2021年、これまでの集大成とも言える1本がついに完成したのだ。

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マクラーレン・オートモーティブはマクラーレン・グループに属する、高性能なスーパーカーを製造しているイギリスの企業だ。2010年に設立された同社はアルティメットシリーズという、とりわけ高性能なハイパーカーを製作し続け、「セナ」や「P1™️」といったハイパーカーを次々と生み出している。

今作のインスピレーションの根源となったのは、マクラーレンのスピードテールである。パワーユニットは最高出力757PS、最高トルク800N・mの4リッターV8ツインターボエンジンと、最高出力313PS、最高トルク350N・mの電気モーターを組み合わせたハイブリットシステムを搭載。計1070PS、1150N・mのパワーを持ち、0-300km/hの加速は13秒、最高時速403km/hを誇るハイパーカーであり、これまでのマクラーレンで最速を誇る公道走行可能車だ。

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自然界から着想を得たフォルムで、空力学的に空気抵抗が少ないとされるティアドロップ型のフォルムを持ち、理想的なエアロダイナミクスを実現。マクラーレン アルティメットシリーズ第3弾となる、3人乗りのグランドツアラーとしてその名を馳せる。

理想的なフォルムを持つ外装

 マクラーレンの空気力学に対する絶え間ない探究心が、本作の製作への出発点となった。スピードテールのデザインを踏襲したこれまでにないケース形状を完成させるため、テクニカルディレクターのジュリアン・ボワラ率いるリシャール・ミルの外装開発チームは約18カ月にわたり、過去最長となる約2800時間もの長い時間を費やした。

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マクラーレン・オートモーティブのデザインディレクター、ロブ・メイヴィルは、双方が理想的なパートナーである理由を次のように語る。

「リシャール・ミルとマクラーレンは、軽量化すること、振動の影響を減らすこと、抵抗を最小限にすることなど、さまざまな問題に取り組む姿勢に多くの共通点があります。RM 40-01の設計に際し、スピードテールの特徴その背後にあるフィロソフィーを共有するべく、多くの情報を提供しました。スピードテールにおいては、芸術作品のようなクオリティを持つ車の製造を目指していました。それはRM 40-01にも確実に現れています。」

 69個ものパーツから形成されるケースは、12時側から6時側に向かって絞られた、かつてないほどに複雑な構造であるため、最適な形状をえるまで5つの試作品を製作。同社の独自素材であるカーボンTPT®︎製のミドルケースと、長さの異なるピラーによって分離されている、チタン製のベゼルからケースバックまでの間には、テーパーが施されている。

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2021年05月19日 登録